よくある質問1.鍼・灸について

よくある質問1.鍼・灸について

鍼や灸によって全身にある経穴(ツボ)に刺激を加えることにより、心身のバランスを整え、一人お一人の持つ心身本来の機能を最大限に引き出していきます。そうすることでお悩みの症状改善だけでなく、さらなる健康増進につなげていきます。
WHO(世界保健機構)で鍼灸は効果があるとして適応疾患を発表しています。鍼灸はいわゆる民間療法とは異なり、明確な理論に基づき,国家資格を有する鍼灸師が施術を行ないます。
鍼を刺す物理的な痛みはほとんどありません。 当院で使用している鍼は、直径0.10mm~0.25mmの細さのステンレス製の鍼です。注射針の3分の1にも満たない太さで、針先も特殊な形をしております。 施術では痛みをできるだけ少なくするよう心がけておりますが、人によっては痛みに敏感な場合もあります。また毛穴などに針先が入った場合、皮下の痛点や末梢神経などに針先が当たった場合などに痛み、電気の走るような感覚が生じることがあります。万が一治療中に痛みや不快感が生じた場合は、すぐに解消しますので、遠慮なくお伝えください。
専用鍼制をとっています。専用鍼制とはまず初診時に新しい鍼をおろします。そして治療が終わるとネームプレートを入れて、オートクレーブで高圧滅菌処理します。この処理によりあらゆる細菌とウイルスは死滅しますので肝炎やエイズ等の感染症のリスクはありません。滅菌処理が終わった鍼は名前のついた鍼ケースに入れて保管しておきます。これにより○○さんは○○さん専用の鍼、××さんは××さん専用の鍼を用いることで使い回しを防いでいます。
一般的に、お灸は温かく心地よいものです。 当院では、直接もぐさを小さくひねって皮膚において燃やすお灸から間接的に温めるお灸など、さまざまな種類のお灸をお一人お一人の体質に合わせて安全に受けていただけるようご用意しています。 とはいえ、そのときの体調によっても温かさの感じ方は異なる場合があります。もし熱すぎると感じた場合は我慢せずに、施術者にお伝えください。また糖尿病の方、皮膚が弱い方など気になることがある方は、あらかじめその旨をご相談下さい。こちらで温度やお灸の強さを調整いたします。
鍼について 当院では 髪の毛よりも細い鍼を使用しますので、基本的には跡は残りません。 ごく稀に、鍼の施術部分に内出血(皮下出血)が起こり、紫色または黄色の跡が残ることもあります。その場合も、3~10日前後で消えてなくなりますのでご安心ください。 灸について 当院では、火傷しないお灸をメインに使用しておりますので、基本的には跡は残りません。 まれな症状として、皮膚の弱い方や、その日の体調によって反応に変化がある場合がございます。 施術当日の体調に合わせてお選びしますので、お気になる点などありましたらお申し付けください。
鍼灸治療は、薬剤などに比べ副作用が少なく、長期的な服薬に代わるものとしても注目されています。 施術を受けられると、副交感神経に働きかけてリラックスした気持ちになりますので、安心してお受けください。
治療後、一時的に症状が悪化したり、全身がだるくなったり,眠くなったりすることがあります。これは瞑眩(めんげん)反応といって効果の現れる証拠のようなものです症状回復の過程で起こる症状です。気血の巡りがよくなっている状態なので心配はいりません。
生理中も問題なく施術を受けることができます。むしろ、生理痛や生理に関わる症状がある場合には、鍼灸治療を行うことで症状が緩和されます。是非ご相談ください。 生理中に仰向けでの施術が不安な場合は、遠慮なくお声かけください。
当院では不妊治療をはじめ、安胎治療、つわりなどの治療を行なっておりますので,安心して受けていただけます。
通院中でも鍼灸は受けられます。 過去にもクリニックに通院しながら鍼灸も併用してよくなった方がたくさんいらっしゃいました。 また併用した方が相乗効果を得られる場合もあります。 通院中の場合は 現在内服している薬を確認する場合がありますので、お薬手帳をお持ちください。
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